訴訟(裁判)の費用について
「訴訟を起こす場合、費用はどのくらいかかるの?」と疑問に思っているかたは多いようです。
確かに訴訟は頻繁に行なうものではないので、費用についてなかなか知る機会はありませんよね。
今回は印紙代など、訴訟にかかる費用について解説していきます。
▼訴訟にかかる2つの費用
裁判を起こす際は、「訴訟費用」と「弁護士費用」の2つが発生します。
■訴訟費用
民事裁判を起こすには、訴訟費用を負担しなければなりません。
訴訟費用の内訳は以下のとおりです。
【収入印紙代】
裁判所手数料を収入印紙で支払います。
・目的価額が100万円まで…10万円ごとに1,000円
・500万円まで…20万円ごとに1,000円
・1,000万円まで…50万円ごとに2,000円
・1億円まで…100万円ごとに3,000円
・50億円まで…500万円ごとに1万円
・50億円超…1,000万円ごとに1万円
【郵便切手代】
訴状などを裁判所から原告・被告に郵送するための切手代で、裁判所によって金額が異なります。
例えば東京地裁や東京高裁の場合、被告が1人の場合は6,000円で被告が1人増えるごとに2,164円追加されます。
■弁護士費用
依頼する弁護士によっても異なりますが、一般的には以下のような費用が発生します。
・利益が300万円以下…着手金8%、報酬金16%
・300万円超3,000万円以下…着手金5%+9万円、報酬金10%+18万円
・3,000万円超3億円以下…着手金3%+69万円、報酬金6%+138万円
▼まとめ
訴訟を起こすには、訴訟費用と弁護士費用が発生します。
依頼内容によっても異なりますので、事前に確認してからのご依頼をオススメします。
港区にある『法律事務所DeRTA』は、多くの相談者様の身近なサポート役として数々の実績を築いております。
法律に関するさまざまなお悩みに対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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